逆SEO対策とは?注意点は?
逆SEO対策とは、先述した風評対策の分類でいえば「③風評、誹謗中傷が人の目に触れないように働きかける」取り組みです。
あなたは、検索エンジンで情報を検索した時に、何ページ目まで閲覧しますか?
せいぜい、最初のページか、2ページ目ぐらいまでですよね。
逆SEO対策は、そうした人の習慣に着目し、ネガティブな情報を下位にもっていくことで人の目に触れにくいようにするサービスです。
ネガティブな情報を下位に持っていくために、主に2通りの方法があります。
ひとつは、新しくポジティブなページを作成し、そのページを上位に持っていくことで相対的にネガティブなページを下位に下げる方法。
もう一つは、既存のネガティブでないページが上位表示されるように働きかける方法です。
既存のネガティブでないページとは、例えば人材採用サイトに掲載されている自社のページなどです。
つまり、逆SEO対策というのは、行っていることは(技術的には)「SEO対策」なのです。
ですから、SEO対策を行っている業者は概ね、逆SEO対策もできるということです。
逆SEO対策には、注意しなければいけないことがあります。
特に、「新しくポジティブなページを作成」する方法においてです。
この方法では、記事風にその企業を紹介するページを大量に生成し、web上にアップしていくのですが、その「記事」のクオリティは業者によって大きく異なってきます。このサービスは非常に危険な側面を持っているので、クライアント側のクオリティチェックは必須になります。
記事は大量生成する必要があるので、逆SEO業者はライターを雇い、web上の情報を寄せ集めてクライアント企業に関する記事を書きます。
そのクオリティが低いと、読むも無残な胡散臭いページが大量生成されます。
当然、見る人が見ればそれは「自作自演」のページだとわかります。
そのようなことをすればさらにその企業のイメージは下がってしまいます。
この方法は比較的効果が出やすいので、業者はよく勧めてきますが、導入には細心の注意を払いましょう。